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チョコがやめられない

日曜のオンラインヨガレッスンでは、座学として伝統的なヨガの哲学や思想もお伝えしています。

 

昨日はヨガの基本のキ、数百とあるヨガを8つのステップにまとめたヨーガ・スートラから①ヤマ(為さざること)と➁ニヤマ(為すべきこと)についてのお話をしました。

 

ヤマニヤマについて簡単にご説明しますと、ヤマ(為さざること)とは、社会に対する自分への抑制。非暴力・不殺生・不盗・不執着など。

ニヤマ(為すべきこと)とは、自分で守るべきこと。清潔・知足・苦行・自学などなど。

 

その中の苦行であるタパスのところで、私「まぁ禁煙とか断酒とか断食とか自分にとって辛いことを断つことです。私ならばチョコレートを止めるとか。」みたいなことを言ったところ、その時たまたまマイクオンになってまして「チョコだってフフフ・・・」みたいな声が聞こえましたよ。

 

いや!これとっても難しいんですよ。闇が深いんですよ〜。

 

というお話はホリスティックライフやマクロビオティックに繋がり、ヨガレッスン中にお話しきれないので、ここで話します。

 

チョコを食べることをしばらく止めることはできます。私だって何度でも経験があります。

でも、そのうちまた「無性にアレが食べたい欲求」が出てくるのです。

 

それを「クレービング」と呼びます。

クレービングが起こる要因はいくつかあります。

 

プライマリーフードの不足→人間関係・キャリア・経済状況・精神性のバランス・運動 の不足

 食事はセカンダリーフードです。プライマリーフードは私たちに生きる歓びや充足感を与えてくれるものです。

 私たち人間はプライマリーフードが満たされていないと、セカンダリーフード(食べること)で欲求を補おうとしちゃいます。

 

水分の不足→水分摂取は大切です。足りないと脳が「空腹」と勘違いする信号を出します。

 

陰陽の不均衡→万物には陰陽があります。どちらかに偏りすぎるとそのバランスを取り戻すためにクレービングが起きることもあります。

 

ホルモンバランス→女性は特にホルモンの影響によりクレービングが起こりやすいと言われます。

 

自己破壊衝動→人間って不思議な生き物です。絶好調なときほど、わざわざそれを崩すような行動に出たくなるときがあります。

 乗り越えられるものがあってこそ強くなる。調子に乗って浮かれていると足元をすくわれる。

 これもバランスを取るための自然な本能でしょうか。

 

私が大好きなチョコレートは、甘味と苦味(陰性と陽性)を備えそれだけで魅力的。

カカオのポリフェノールはストレスを和らげてくれます。

そしてチョコに含まれる砂糖!これが甘いのに甘くない厄介なやつなんです。

 

クリスティーナ・ターナーさんの「The Self-Healing Cookbook」にこうあります。

『砂糖はずる賢くて、魅力的。センチメンタルで、感情的。そして、どこにでもいて、膨張的なのです!』

 

 

毎日なにがしかで摂取している砂糖が疲れた私にチョコの記憶を送ってくるのですよ・・・。

クレービングが起こるとき、そこにはそうなる所以がありますから、それをきっかけにこれまでを振り返ると良いですよね。

 

そして、そんな時にヨガをすると良いのです。ヨガのニヤマの中のタパスが実践できます。

 

欲にまみれた人間ですから、何度もタパスのネタができると思います。

ヨガをすることによって、都度その苦行を乗り越えることはできます。どんどん簡単にすらなってきます。

 

さっきから苦行と書いていますが、自分がより状態になるための「建設的な努力」をするのです。

 

タパスをすると良いことが返ってきます。

 

乗り越えた満足感。自律・自制心。自信。そして心身の健康。

それらに勝るものはなし、ですよね。